長野県安曇野市の豊科地域の本村区と堀金地域の中堀区の境に建設していたラウンドアバウト（環状交差点）が完成し、2015年（平成27年）4月15日に開通式が行われました。
ラウンドアバウトは長野県内では5ヶ所目で中信地区では初めてのラウンドアバウトです。
このブログでも、以前に！
安曇野市豊科と堀金を結ぶ道路にラウンドアバウト（円形交差点）が平成26年（2014年）に完成！ 2013年8月13日更新分
長野県内（飯田市、須坂市、軽井沢町など）に広がる「ラウンドアバウト（環状交差点）」 2014年9月25日更新分
など安曇野市に開通するラウンドアバウトや長野県内のラウンドアバウトの様子を記事にしましたが、アクセス数が予想以上に多く、ラウンドアバウト関係の検索キーワードからのアクセスが多かったです。
そこで、今回は安曇野市に完成した、ラウンドアバウトの様子を記事にしました。
今回は私と知人で
以前に自動車教習所（自動車学校）で教官の経験があるE子さん と
地元の自動車教習所に通った 経験があり
ラウンドアバウトと聞いて、ボーリング場のラウンドワンを連想していたR子さん も一緒です。
スピリタス「E子さん、安曇野市のラウンドアバウトが開通したって」
E子「そうらしいね。私も完成を楽しみにしていたよ。」
R子「スピリタスさん、安曇野市のラウンドアバウトはどの辺に出来たの？」
スピリタス「南豊科駅から、堀金方面に行く途中で旧東洋紡の工場があった所の近くだよ。」
R子「あの辺は周りが田んぼだらけだよね。」
スピリタス「そうだね。そう言えば、市民タイムスの記事にもなっていたよ。」
4月16日（木）の市民タイムスにも安曇野市のラウンドアバウトが開通した記事が載っていました。4月15日（水）の開通式には長野県、安曇野市、安曇野警察署、大学の関係者など約100人が出席し、完成を祝ったそうです。因みに安曇野市のホームページにも、ラウンドアバウトの整備について載っていました。
ラウンドアバウトの整備について 安曇野市ホームページより
スピリタス「良かったら、みんなで現場に行ってみない？」
E子「そうだね。」
R子「うん、行こうよ。」
という事で！
3人で開通した、安曇野市のラウンドアバウトの現場に来ました。
R子「ラウンドアバウトを初めて見たけど、きれいだね。堀金に友達がいるけど、南豊科駅から電車に乗るから、この道は良く使うって言ってたよ。ゆずれって、書いてあるのが目立つね。」
E子「工事前に現場を見たけど、見通し悪い所や交差点がいくつもあったから、事故が起きそうな危険な交差点だったけど、ラウンドアバウトが出来て、車や歩行者も良く見えるし、見通しが良くなったね」
スピリタス「歩行者にもやさしいラウンドアバウトだね」
さらにアップして見ました！
R子「安曇野市 本村 円って書いてあるよ。」
市民タイムスにも書いてありましたが、安曇野市のラウンドアバウトの名称が「本村 円（ほんむら まどか）」になったそうです。またこの「本村 円」の名称は安曇野市の穂高南小学校の4年生81人の生徒の皆さんが考えた名称だそうです。
E子「警戒標識もあるわよ。上には夜間、目立つように点滅するランプもあるね。」
スピリタス「ラウンドアバウトの中は自動車だけでなくて、自転車も時計回り（右回り）で通行するだね？」
E子「そうよ。あと信号が無いから、車がすぐに停止できる速度（徐行）で走行するんだよ。歩行者を守る為にね。」
スピリタス「そうだね。」
E子「あと、ラウンドアバウトは信号を設置しないから、費用が安くなるのと災害や停電の時にも混乱がいくぶん防げるからね。」と言っていました。
あと、堀金方面とわかりやすく標識で書いてあり！
こちらにも、三郷方面とわかりやすく標識で書いてあります。また横断歩道の標示にも！
R子「あっ！みぎをみてみようって、書いてあるよ。」
信号機が無いので、結構目立ちます。
横断歩道の真ん中辺にも、「ひだりをみてみよう」と書いてあります。子供にもわかるようにひらがなで書いてありました。
R子「ラウンドアバウトって、いろいろ工夫してあるんだね。」
スピリタス「これで交通事故が少しでも減ればいいね。」
E子「そうだね。」
私も初めて、ラウンドアバウトが完成した道路を見学したのですが、とても見通しが良くて、車や歩行者にもやさしい交差点だなと感じました。ラウンドアバウトは現在、長野県では安曇野市、飯田市、須坂市、軽井沢町の4市1町にありますが、県内だけでなく、全国にもラウンドアバウトが広がってほしいなあと思います。ラウンドアバウトが交通事故防止と交通安全の向上に役だってほしいですね
ラウンドアバウト参考資料
ラウンドアバウトに関する取り組みについて 長野県飯田市ホームページより
環状交差点（ラウンドアバウト）の交通方法について 長野県警ホームページより