2010年09月30日

少子化時代に思う事 高齢者講習前編

以前にも、この少子化に関して、このブログで取り上げたが、私の知人K氏(M川村在住)がまた、こんな事を話していた。

K氏「スピリタスさん 最近、私のオヤジが近所にいるんだけど、自動車教習所に行ったんだよ。」

スピリタス「K氏のお父さんって、自動車免許持っているよね なのにどうしてほかの車種の免許をとるの

K氏 「免許を取りに行くんじゃないよ。高齢者講習を受けに行ったんだよ。オヤジも今年免許書き換え(免許更新)なんだけど、70歳になったから、高齢者講習を受けないと、免許の書き換えが出来ないんだ

高齢者講習とはK氏の話しによると、70歳以上の運転免許所有者が免許更新する時に、高齢者講習を受けないと、免許更新が出来ないと言う、今はこんな講習があるんだなあと私は初めて知った。

スピリタス 「でもK氏、高齢者人口って、今は多いし、少子化とは関係ないよ。」

K氏 「少子化と関係あるよ高齢者講習があるのは、高齢者の交通事故が多いから、事故防止でやっているんだけど、それは表向きで、実際は18歳人口が減っている分、教習所の収益が少なくなるから、その分を高齢者講習で補っているんだよ。だけど、免許取得教習の収入の方がずっと利益になるから、実際は高齢者講習も教習所にとっては、すずめの涙だよ。」

私は初めて知った。そういう事なんだなと でもK氏のお父さん(M川村在住)が高齢者講習を受けに自動車教習所に行った時、こんなひどい扱いを受けたと聞き、私は驚いた今回はそれについて書きたい。

K氏のお父さん(M川村在住)は高齢者講習を受けに自動車教習所に行ったが、その自動車教習所は、近所の合宿教習をやっていないあの教習所、つまり、K氏(M川村在住)が普通免許と大型免許を取りに通った時、教官から散々罵られたあの教習所である(9月15日分少子化時代に思う事参照)

高齢者講習は講習時間が3時間で講習料金が約6000円位(少しかかるかも)と聞いた。教官1人に受講者が3人という組み合わせだそうだ。1時間目は運転シミュレーターを使い車の運転をし、2時間目は教習所の車で教官が助手席に乗り、受講者が交代でコース内を運転をし、3時間目が教官と受講者3人でディスカッションをする仕組みとK氏(M川村在住)が話していた。

少子化時代に思う事 高齢者講習前編

K氏のお父さん(M川村在住)はまず、運転シミュレーターを使い、運転していた。この日受けた受講者はK氏のお父さんと家が農家だと言う72歳の老人と元高校の校長をやっていた73歳の老人の3人だったという。

1時間目のシミュレーターを使っての教習は全員、無難にこなしたが、2時間目のコース内の運転の時、事件は起きた
教官がコーススタート地点まで、教習車を持って来て、教官と受講者3人が車に乗った。最初にK氏のお父さん(M川村在住)が運転する事になり、エンジンをかけたが、緊張のあまり、操作を誤り、車を急発進させてしまったそして、前に止まっている二輪車にぶつかりそうになり、教官が補助ブレーキを踏み、事故にはならなかったが、教官がこう言った
「危ねぇじゃねぇか 前の二輪車は大型二輪車の卒業検定中なんだよ。知り合いが検定してるんだよ落ちたらどうするんだよ
と言われ、怒られたと言う。(後日知ったがその怒った教官は元バイクレーサーで知り合いが検定を受けていたという)確かに事故になれば、検定不合格になり、迷惑もかかるが、K氏のお父さんも故意にやった訳でもないので、言い過ぎではないかと感じた。それに、危険を回避する為に教官が助手席に座って補助ブレーキをするのだから、それは教官の当たり前の仕事ではないかと感じた。更に休憩時間にK氏のお父さんがトイレに行く途中、さっき怒った教官と別の教官にこんな事を話していた事をこっそりと聞いた
「さっきのじじい、昔、免許を取りに来ていたK氏の父ちゃんだってな住所を見て分かったよ。K氏も運転は下手だったけど、同じだな。よおし、次のディスカッションでイヤミ言ってやる
と次のディスカッションの時間はK氏のお父さん(M川村在住)の急発進した事で散々イヤミを言われたという。K氏のお父さん(M川村在住)も頭に来ていたが、免許がもらえないかと心配して、我慢していたという。
講習が終わり、帰る時、同じ受講者である元高校の校長をしていた人がこう言っていた (後編は こちらからクリックしてみて 下さい。)


Posted by スピリタス at 14:00│Comments(0)
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